2012年05月26日

エンタープライズ領域のモバイル対応

[ERPパッケージ]SAPは拡張、Oracleは刷新---スマホ、クラウド対応を加速[IT Pro]

成熟したERPに、機能拡張、モバイル対応、クラウドが、各社どういう風に進めていくかの記事。

Oracleは、既存製品を再構築したFusion Applicationsで、機能拡充とモバイル対応とを進めようとしている。
クラウド対応もFusionで実現する。オンプレミスとクラウドどちらでも顧客が選べるようにするスタンス。

対して、SAPは一つのPlatformに対して、機能拡張を短い期間で提供していく方式。
モバイル対応は、Gatewayやアプリで対応していく方針のようだ。
クラウドも自身でやるよりパートナー経由という感じ。
ただ、Success Factorsを買収したので、ゆくゆくはやっていくのだろう。

感覚的には短期はSAPだが、中長期的にはOracleのやり方がスマートな方式なんじゃないだろうかとは思うが、企業システムは簡単には移行できないので、短期が長く続く可能性もある。

アプリケーションの存在感薄らぐ アナリストはこう見る[ITmedia]

SAPの年次カンファレンス。

Rapid Deployment Solutionについてのメッセージが弱いと。
後は、買収した製品群が重なっているので、その辺りの整理も必要だ。

posted by MINE at 02:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | ITシステム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする | edit