建築家ミース・ファン・デル・ローエの言葉(らしい)。
ミース・ファン・デル・ローエは、接合部のデザインとか部材の見え方とか、細かいところ如何にシンプル且つ綺麗に見せるかにこだわった人。
ソフトウェアで細部って何だろう?って考えると、手触りなんじゃないだろうかとふと思う。手触りは定量的なもので表すと、性能だったり、UIの配置だったり、ある操作をした時の振る舞いとかで規定はできるんだろうけど、多分それじゃ肝心なのが抜け落ちてしまって、そういったものを使う人が心地よく(定性的!)使うことが出来る仕掛け・構造になっている状態の事なんだろうと。
ソフトウェアは見えないから、定量的に定量的にという方向に突き進んでいる。勿論、それが良い事だし、推し進めていくべきものではあるが、多分そこを突き進めても本当にいい商品は出来ない。
ドッグフーディング(自社開発製品を自分で使う)開発があるが、それは自分自身で使い心地というのを確かめつつ開発する、カタログにも現れず、そんなところを気にする人は少数かもしれない箇所だが、誰かが気になったらそこを良くする、そういうことを通じて、手触りの良い商品というものができるのだろう。

