2006年12月26日

プロジェクトマネジメントの限界と別の軸

今日は上の人達が仕事でどっか行っちゃったので、
俺の天下だー!!!という状況がどおこい四苦八苦状態でした。
つーわけで(?)、マネジメントの話。

バグが沢山出てますよ

上記の通り、お偉方が片っ端からいなかったので自分がリリースに向けての陣頭指揮をとってたのですよ。
「予定より遅れます」とか「想定の範囲外です」とかの言葉がメンバから出るのは、想定の範囲内だったので(それでも自分の予想の3時間オーバーしたが)いいんですけど、それ以上に出てきたのがバグの数。

普段からテストして無いからバグがあれよあれよと膨れ上がるという典型的な例なんですが、これを見てると今のやり方も限界なんじゃないかなと。

マネジメントで影響を及ぼせる範囲

組織的な長としてプロジェクトマネジメントの役割の人がいるけど、今日その立場を擬似的に体験してみて感じた事は、工程の消化具合、進捗の確認、政治的なところは幾らでもマネジメントする人の頑張りでカバーできるのだが、品質そのものにはまるで無力。

音楽で言うところのステージマネージャーが幾ら本番の進行を完璧にこなそうと、指揮者であったりコンサートマスター・奏者が下手な演奏をすると何の意味も無いって所かな。

プロジェクトマネージャー=ステージマネージャーと捉えると、商品(音楽)全体の品質そのものの責任を預かる指揮者であり、コンサートマスターたる存在がいないことにはプロジェクトって成功しないんじゃないだろうか?

分割するのはいいけど、全体は誰が見る?

昨今は、ドメイン分割だのサブシステム分割だのと分割して統治せよが常識なわけで、大きすぎるものは管理できないから小さくして管理するのが主流です。
が、結局最終的に作るものは大きいわけで、そいつを誰がどう管理するのかって問題じゃなかろうか?
XPの共同所有にせよ、RUPの4+1(5+1)ビューにせよ、本当にアーキテクチャレベルのアクティビティを担当している人間が品質までトータルして制御できているのだろうか?
何だか分割した結果、自分の領域に閉じこもっちゃった人が増えた気がしてるのは、じぶんだけだろうか。

まとめ

機能の達成率や納期、モチベーションという軸を管理するマネージャーと、横断的に品質を管理するマネージャーの2軸が今後は必要なんじゃない?と思う1日でした。

ちなみに、この2軸を一人で兼務するのは無理だろうな〜死ぬよ。

posted by MINE at 01:06 | ☁ | Comment(3) | TrackBack(0) | 徒然草 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする | edit
この記事へのコメント
片っ端からいなかった人の一人です m(_"_)m

色々ご迷惑掛けました。本当は出張来たくなかったんだけどね(;_;)

---バグが沢山出てますよ---

確かに全体的なテストしないで進むのはそろそろ限界でしょうね。とは言っても今の実装率だとそうせざるを得ないという問題もあるわけで...

単体テストだけして「テストした!」って言われてもなーって、それを許している私の問題ではありますが...

---マネジメントで影響を及ぼせる範囲---

正直そうだと思います。上(階級的、フロア的)と戦って日程の余裕を作り出しても、それを上回る問題点とか予想外の行動されちゃうと全く無力。

#って言うか私の場合、指揮兼コンマス兼演奏者ですが(www

腹心となるコンマスも欲しいですが、しっかり演奏出来る演奏者が必要だと痛感してます。

---分割するのはいいけど、全体は誰が見る?---

全体を見るには、どうしても知識と経験と言う実力が必要です。でも実力のある人はキモいサブシステムを押さえに回っちゃうので全体を見ている余裕がない。

やっぱり、演奏者の実力が上がってこないとどうにもならないですよ。

---まとめ---

両方やる気はあったのですが、かなり初期に品質捨てました(^^;


ということで、このチームの実力ではここが限界。というかここまで良くやったよ。という状態と感じているので、これから起こる多少のどたばたはガッツで乗り切るしかないですねー。

ということで、今後とも宜しくお願いします。

---ちなみに---

「演奏者のレベルが向上しないと良いものは作れないよ」という話は上司には何度も言っているけど、上司は全然理解できていない(わざと?)ようです。外注に出して知らん顔決め込んじゃうから、問題が見えないのかなー。
Posted by らぢゅん at 2006年12月26日 09:18
うーん、ようわかる。
というか、最近実感しまくり。

「俺がやれば、、、」

と思ってもできないのがマネージャーっであったり。自分が実際やろうとしても手付かずにしがちで一番リスキーにもなったり。

人は自分の思い通りに動くことはないんですよね、、。
Posted by hirokias at 2006年12月26日 13:20
>らぢゅんさん
そうですね。
各サブシステム(パート)の人がしっかりできないと、コンマスが幾らスーパーマンでも無理ですね。
ただ、テスト部分は凄い人集めても絶対時間足りなくなると思うんですよ。何で実装率とは別軸で考えたい気持ちもあります。
と言いつつ、テストって実装なんかより難易度高いからそう簡単に出来ないんだよな〜と思ってたり思ってなかったり。

ちなみに本エントリーの最後の1行はらぢゅんさんを見ての一言です(笑)

--ちなみに--
の回答は、「偉い人にはそれが分からんのですよ!!!」

>hirokias
Blogも更新できないくらい大変やね、お互い。
今度の忘年会でさっぱり忘れようぜ(笑)
Posted by MINE at 2006年12月27日 00:56
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