G.W中に要求関係の本を3冊購入。
2冊はまだ手もつけてないが、とりあえず1冊ある程度読破。
タイトルは「ソフトウェア要求管理―新世代の統一アプローチ」。
表紙から漂う通りRational本。
RUPやEUP本はガチガチのTemplate理論なので読むのに結構苦労するんだけど、こういう理論も知っておかないと人に教えるときに困るし、何よりXPのようなプログラマの暗黙知を形式化した書籍の知識だけだと、プログラムを数十年組んでない上司とか話できないしね。
プログラマの心意気なんか話しても暖簾に腕押しですし。
ま、そんな思いはさておき超ざっくりと本の内容。詳しく知りたい人はamazonで目次見て。
前半はニーズからビジネスモデリングやシステム工学を使っての要求のブレイクダウンやシステムの定義の話。
後半が設計から要求の追跡可能性や要求の変更管理など、要求を定義した後の運用(?)の話。
ニーズからのブレイクダウンはIBMのセミナーや講師の人によく聞くのでそれほど目新しい発見は無かったかな。それでも、要求の種類によってブレイクダウンをする方法を整理するきっかけにはなったけど。
個人的に興味深かったのは後半の要求追跡や管理方法の話。いつも思っていたんだけど、要求を仕様化できる人はいるけど仕様になった文書がポツンとあるだけで、設計者とかがちゃんと見てなかったり、複数人で作っているとき仕様の誤読があった場合どうすりゃいいんだろう、と。
要求から仕様に落として、そこから設計→実装→テストをパスするという一連のワークフローをどう管理していけばいいのかな〜と思ってたので良い示唆にはなったかも。
と言っても、書いてあるのは理論なので実際にやるのは大変骨が折れるだろうけど。
ってなわけで、ヤコブソンの「UMLによる統一ソフトウェア開発プロセス」や「ラショナル統一プロセス入門」とか読める(気力がある)人ならお薦めの本です。っていうかそれ読めない人が読んでも意味無いと思う(バリバリRUPの話だし)。
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