[2009/09/24追記]
今のrockboxはUIが変わって、フォントの選び方が「Settings→General Settings→Display→Browse Fonts」とかでは無いようです。
flacが聞きたいと思ったので、手持ちのH120(旧名:iHP-120)のMP3プレーヤーにRockboxを導入してみました。
折りしも先週iPod80GBにRockboxが対応したようなので、iPod買ってRockbox入れる練習にしようかな〜という気持ちがあったのも一つの要因。
H120はこんなHDD型MP3プレーヤー。2003年発売だから、約4年くらい前の製品ですな。
Rockboxって何って人はコチラ
[Wikipedia]。
簡単に言えば、有志で作ったMP3プレーヤー用のファームウェアです。
対応ハードはiPodやgigabeat、iRiver、Cowon辺り。
MP3やogg、aac,wav等普通のMP3プレーヤーでは対応していない数のフォーマットに対応してます。メジャーどころで対応していないのはwmaだけですかね。技術的な理由によって対応していないようですけど。
インストール方法
H120にインストールする際の手順を以下に列挙。
ネット探せばごまんとあるんだけど、一応自分用のメモってことで。
- iRiverのHP [iRiver]から、ファームウェア1.66をダウンロードしてくる
- fwpatcher.exe [rockbox]をダウンロードしてくる
- fwpatcher.exeを起動し、1でダウンロードしたファームウェアを選択し、Patchボタンを押す
- DailyBuildのページ [rockbox]から、iriver H120/140のlatestをダウンロードし、zipファイルを解凍する。解凍すると、「.rockbox」というフォルダが作成される。
- H120をUSBで繋ぎ、ルートフォルダに「patchをあてたファームウェアのファイル」と「.rockboxフォルダに入っているrockbox.iriver」と「.rockboxフォルダ」を置く
- あとは、いつものファームウェアのアップデートと同じように操作する
アップデートが終了すると自動的に電源が切れるので、起動するとrockboxが立ち上がる。ちなみに、iriverのファームを使いたい場合は、本体の録音ボタンを押しながら起動すれば公式ファームが立ち上がる。
ディスプレイ(リモコン)の日本語化
Rockbox自体はUnicode対応されたようなので、日本語表示できるんですが、DailyBuildから落としてきたものをそのまま使うと日本語が表示されません。何故ならフォントが入っていないから。
というわけで、フォントを導入しましょう。
こちらのページ
[Wiki]
にRockbox用のフォントが沢山あります。
インストール手順は以下のように。
- フォントファイルをダウンロードする
- ダウンロードした〜.fntファイルをH120の.rockbox/fonts/に置く。(この際、fontsフォルダが無かったら作成してください
- Rockboxを立ち上げて、「Settings→General Settings→Display→Browse Fonts」でフォントファイルを選択し、「Settings→General Settings→Language→Japanese」を選択しましょう。
すると、日本語化されます。
フォントの大きさは10pt位が丁度いいんじゃないかと思いますが、好みでどうぞ。
導入後の感想
Rockbox入れると起動が早くなったり(10秒位で起動する)、フェードイン/フェードアウトやギャップレス再生など、iRiverが諦めた機能が使えるようになるので、結構お薦めです。
でも、書いてある内容は、くれぐれも自己責任でやって下さいね。
参考URL
- Rockbox日本語解説[Wiki]
- Fontとかwpsが沢山あるところ[qHlMw2AW7Aのページ]
関連するエントリー
- rockboxのアップデート方法[ 記事]